シロウトの目。
2007年シーズン 第32節
8月11日(土) VSセレッソ大阪
ドーム
3−0で勝利

久々の完勝。
前節、アウェイ草津での3−0という同じスコアではあるけれど、見ていての印象は全く違うもの。
ブルーノが奥さんの出産で欠場したことにより、西澤がCBに入り池さんが右SBに入る。出場停止明けのビールさんが左SHに復帰。
前半立ち上がり、やや両SB…特に池さんの守備が後手後手で、深い位置でFKを与えたりしたものの、徐々に札幌が試合を支配。
とにかく、中盤でおもしろいようにセカンドボールを拾え、かつインターセプトがじゃんじゃん決まる。

一気に前線にボールを運ぶあたりは札幌のやり方が完璧にはまっている感じ。ただ、フィニッシュまではいけなかったものの、
ゴール前で細かいパスを繋ぐ場面もあり、見ていて素直におもしろかった。
そして先制は、ビールさんからのスルーパスに反応した中山が左足でシュート、惜しくもポストに直撃するも、
つめていた征也が余裕シャクシャクでゴール。
見てなかったけど

その後も圧倒的に支配するも、追加点は奪えずハーフタイム。

そして後半。
立ち上がり、やや遠目の位置で得たFKからの流れで西嶋が右サイドからふわっとしたクロス。
残っていた池さんのヘディングはまたもバー、そのこぼれをダビが左足でバウンドするボールを叩き込んで追加点。
この点が後半早々に入ったのはかなり大きかった。
この後も、変わらず札幌の狙い通りの展開で、さらにセレッソの運動量も落ちてルーズになってきたところに、
ミドルからビールさんが右足で放ったシュートが、きれ〜〜に相手DFにあたって(ていうより、足で蹴ってたはずだけど)ゴールイン。3点目。
あれって、OGじゃないの?

シュート数こそ10:10とイーブンなものの、決定的なシュートは札幌ばかりで、完勝といって間違いない試合。

全体の感想としては。
正直、あれだけ支配し3点のリードを取ったのだから、終盤はもっと攻撃的に点を取りにいってほしかった。
ちらっと回ったセレッソサポのブログで恐るべし6バックとか
負け惜しみを書いてる人がいて…
確かに、後半の後半あたりで、ラインを下げすぎだよ〜って時間があって。
(ま、ずっとべた引きしてるわけでは決してありません。よく見もせずに書かないように他サポの方)
そこまで守備的にやる必要は無いとは思うんだよね。
まあ、ノノも解説で言ってたけれど…ゆったりやるのか、もっとガンガンとりに行くのかって考え方では、最終的にはバラバラにならなかったのはよかったけれど。
でも、多少でも余裕がある時に攻めに人数をかける…って事をちゃんとやってほしい。

あと、せっかくあそこまで中盤でボールを奪って、インターセプト(てか、セレッソのパスミスだけどね)もできてるのに、
その後の組み立てとかラストパスの供給が少し雑というか、もったいないなあと。
あそこからフィニッシュまでの部分に、もっと攻撃的な要素をチーム全体として取り組まないと、来年はとってもつまらない年コースだぞと。
カウンター主体というやり方は、今後もワタシのハートを掴むことは無いと思うので。どう説得されても変わりません♪

他に気になったのは、ビールさんが西嶋と合わない事かなー。
合わないというか、西嶋がオーバーラップをかけて空走りをけっこうしてるのだけど、そこに出さずに中央ばかりに意識がいって、
やや独りよがりの面が。もう少し回りを見ようね王様。
逆に、ワタシ個人的には、どうしても池さんのSBが好き。守備でやや危なっかしいところはあるのだけど、
西澤ではありえない池さんの
1人アクションサッカーがマジでおもろい。あなたベンチの指示無視してないか?と話題に(笑)
やっぱ男はドキドキさせてくれないとね〜<?

今日の高木は、キックの下手な高木でした(^−^;; しかも、パントキックをとられるならまだしも、スローイングしたボールもラインを割ったりしててorz

そんなこんなで、久々の勝利をホームで取れたのはよかった。
試合後の監督や選手のコメントで…「ゴール裏のサポーターが良い雰囲気を作ってくれて…」てなくだりがあって。
これって、「応援のおかげ」などの表現より、格段に嬉しい。
や、意味的にはそう変わりはないんだけど、スタジアムの雰囲気を作る…という事を意識してやってるわけで、でもそれって凄く難しくて。
歌を歌う、コールをする、それをただ機械的にやるだけじゃ「雰囲気」にはならない。
試合展開に応じた歌のチョイス、長さ、コールの量、相手をやりにくくさせる効果的なブーイングなどなど、
それらが「良い雰囲気」と言葉に選手や監督がしてくれたのは、本当に嬉しくて。

次節は、西京極。5:20という開始時刻。おそらく灼熱でしょう。選手も満身創痍の体でしょう。
でも、この夏を越えれば、何かがあるから。なんとか勝ち点を取りたい。

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